私は20代の頃、一度ピラティスに通ったことがあります。
当時は、仕事帰りに習い事をするのがちょっとしたブームでした。友人たちはエアロビに通っている人が多く、私もエアロビやテニス、ヨガ、料理教室など、いろいろな体験に行きました。その中で、「これなら続けられそう」と一番惹かれたのがピラティスでした。体を整えたいという気持ちが強かったんだと思います。
でも、その時の私はピラティスが続きませんでした。
頑張ってみたけれど続かなかった
週1回、3か月ほど通いました。
ただ、もともと体が硬く、学生時代に股関節を痛めたこともあって、特定のポーズがつらかったんです。特にマーメイドのポーズは苦手でした。
周りの人はできているのに、自分は思うように動けない。そんなことが続いて、結局やめてしまいました。
当時の私は、「ピラティスは私には向いていないんだな」と思っていました。
それでも気になっていた
実は、やめた後もピラティス自体には興味がありました。姿勢や体幹に良いとか、激しい運動じゃないから年齢を重ねても続けやすいとか、そういう話を聞くたびに、心のどこかで気になっていたんです。
ただ、「私には向いていない」という思い込みがあって、なかなか一歩を踏み出せませんでした。気になりながらも、何年もそのままでした。
マシンピラティスとの出会い
そんな私がもう一度ピラティスに挑戦したのは、数年前にマシンピラティスが流行り始めた頃でした。

正直、最初は半信半疑でした。一度挫折しているので、「また同じことの繰り返しになるんじゃないか」という気持ちもありました。
でも実際にやってみると、驚きました。マシンが体をサポートしてくれるので、体が硬くても動きやすいんです。無理に頑張るというより、正しい姿勢を自然と取れる感覚でした。呼吸にも集中しやすくて、「あれ?これならできるかも」と思いました。
私が感じた変化
結局、引っ越しや入院が重なって1年ほどで退会することになりました。でも、その1年でいくつか変化を感じました。
まず、下腹が引き締まりました。私はもともとお腹まわりが気になるタイプなので、これは嬉しかったです。
それから肩こり。血行が良くなったのか、以前より楽になりました。
そして姿勢。気を抜くと猫背になりがちな私ですが、背筋が自然と伸びている感覚がありました。
もうひとつ意外だったのが気持ちの変化です。運動した後に疲れるのですが、その疲れが嫌な疲れではなく、心地よい疲れなんです。少し前向きな気持ちになれるというか、「今日も体を動かせた」という満足感がありました。
向いていなかったのではなく、やり方が合っていなかったのかもしれない
今振り返ると、20代の頃の私は「ピラティスが向いていなかった」のではなく、「当時のやり方が合っていなかった」のかもしれません。
体が硬くて、筋力にも自信がなくて、一度挫折した経験がある私でも、やり方が変われば続けられることがあるんだなと思いました。
これは美容や健康にも少し似ています。一度うまくいかなかったからといって、ずっと自分に合わないとは限らない。やり方を変えたり、タイミングが変わったりすると、見え方も変わることがあります。
今、もう一度始めたいと思っている
最近は、またマシンピラティスを始めたいと思っています。
教室に通うのも良いのですが、実は夫も「気になってる」と言っていて、娘も「私もやってみたい」と話していました。そうなると、夫婦で通うだけでもそれなりの金額になります。娘も含めて考えると、家族みんなで使えるマシンを購入するのも一つの選択肢なのかなと思うようになりました。

もちろん簡単に決められる金額ではありません。だからこそ、今は情報を集めながら検討しているところです。
おわりに
20代の頃の私は、「私には向いていない」と思っていました。でも今は違います。
向いていないのではなく、やり方が合っていなかっただけかもしれない。そう思えるようになりました。
年齢を重ねると、「もう無理かな」と思うことも増えます。でも、本当に無理なのか、それとも方法が合っていないだけなのか。もう一度考えてみるのも悪くないのかもしれません。


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